大学中退で就職できない
Contents
大学中退後、就職できない場合
大学中退者が心配なこと、大学を中退した後にやらなければ、と考えていることのトップは、
「正社員として就職したい」
ということです。
の資料によると、大学中退者が今後やりたい事としては「正社員就職」がトップとなっています。
大学を辞めた以上は、正社員として就職をして生活費は自分で稼がなくては、という気持ちも大きいのではないでしょうか。
次に多いのが、
・アルバイトをしたい
・在学中から行っていたアルバイトを継続
となっていますから、いずれも収入に関することになっています。
大学中退後、アルバイトと並行しながら就職活動をされている方も多いと思います。
アルバイトを辞めたら確かに就活に集中する事は出来ますが、収入が途絶えます。
大学生でアルバイトをして、そこまで多額な貯金(100万、200万)をしている方も少ないでしょうから、アルバイトを辞めて就活に専念は厳しいですよね。
並行して就活を進める事になる大学中退者の方が多いのではないでしょうか。
とはいえ、大学中退者の就職活動は厳しいです。
「なかなか就職できない・・・内定がもらえない」
と就職活動に悩んでいる方も多いのでは、と思います。
大学中退後、就職できないと困っている方は、今までの就活方法を変えてみる事が効果的です。
特に、一人で就活をしていた大学中退者の方も多いのではないでしょうか。
その場合、大学中退者の就職支援を専門的に行っている就職支援サービスの活用を検討してみてください。
大学中退者の就職、大学中退理由の説明がカギ(面接対策)
就職活動する人、それぞれの状況に合わせて面接では質問が面接官からされますよね。
大学中退の方は、確実に、
- 大学中退理由
- ブランク期間、何をしていたか
が面接で質問されるといえます。
特に「大学中退理由」の答え方は重要となります。
中退という事実から、既に面接官はネガティブなイメージを持っている事が多いです。
大学中退理由をいかにポジティブなものに変換して伝えるかが重要です。
先ほどの資料、
「大学等中退者の就労と意識に関する研究」
によると、
最も重要な中退理由として「学業不振・無関心」を挙げる者が4割以上と高く、「家庭・経済的理由(妊娠・出産含む)」
となっています。
大学での勉強に興味が持てなくなってしまったり、留年が決まって中退を選んだ方も多いと思います。
その場合、「自分への反省を含めつつ今後どうしていきたいか、どんな社会人になっていきたいか」を話す事がポイントとなります。
面接官が面接で知りたいのは、職歴なし・社会人経験なしの求職者(今回は大学中退の方)に関しては人間性、職場に入ってどんな働き方をするか、コミュニケーションを取っていくのか、と言った事です。
他人のせい、環境のせいばかりを言う人は、やはり評価は低くなります。
大学中退に至るまでには、やはり自分自身にもなんらかの原因があるはずです。
それを考慮せず、他人のせい、環境のせいにしてしまうと、採用後にミスをしても反省しない人材である可能性が高いです。
経済的な理由から大学中退をした方も、アルバイトで稼いで学費を払う選択肢は無かったのですか?
など質問される事が予想されます。
なぜ働こうと思ったのか、といった事と関連させながらポジティブな受け答えになるように準備をしておく事がとても重要です。
大学中退者が就活で困る面接対策
大学中退者が最も苦労するのは、書類選考もそうですが、やはり面接ではと思います。
面接での受け答えに関しては、慣れも重要ですが一人で就職活動をしていると、面接準備がどうしても上手く出来ないのではないでしょうか。
模擬面接が最も効果的ですが、きちんと経験を積んだ人に依頼しないと、全然効果が期待出来ません。
本番さながらの面接での質問、家族には期待出来ませんよね。
(父親や母親が企業で面接担当などしていれば別ですが・・・)
友人もムリな場合が多いのではないでしょうか。
それ以前に、周りの人にはちょっと恥ずかしくてお願いしにくいかもしれませんね。
大学中退者の就活でオススメの方法は、
を利用する方法です。
大学中退者を専門とした就職支援サービスを利用して面接対策を万全に
こちらでご紹介した就職支援・正社員経験なし、未経験から就職を目指す20代を対象として、就職支援サービスを提供しています。
民間の人材紹介会社ですが、大学中退者も専門的に就職支援を行っていますので、経験豊富なエージェントからのサポートを受けながら就職活動をする事が出来ます。
そのサポートの中で、面接対策もしっかり受ける事が出来ます。
いずれの就職支援サービスを利用しても、面接対策は時間をしっかり取って模擬面接などが実施されます。
企業からどんな質問がされるかを熟知したコンサルタントやキャリアカウンセラーが面接本番を意識しながら質問をしてくれます。
第三者だからこそ、こちら側(求職者)も真剣に面接準備ができるのではないでしょうか。
大学中退者も含め、正社員就職を目指す20代向けに就職イベントを開催するところもあります。
就職イベントは割と気軽に参加出来る事が多いですし、企業説明なども聞くことが出来ます。
興味のある企業が来ていれば、そのまま面接へと進める事もありますので、就職を目指す方にはオススメです。
DYM就職、ハタラクティブといった就職エージェントは、そうしたイベント開催も時折ありますので、情報をチェックされてみてはいかがでしょうか。
大学中退から正社員就職するために
大学中退者の就職活動では、新卒枠ではなく「中途採用枠」への求人応募となります。
中途採用枠へは様々な経歴の求職者が応募をしています。
もし良さそうな仕事を見つけ、それが未経験OKの正社員求人であったとしても、
・第二新卒
・業務経験者
など即戦力に近い人、もしくはバリバリ即戦力になれる経験者も条件によっては応募している可能性がありますね。
職歴なし・社会人経験なし、大学中退者は不利になる事が多い理由の一つでもあります。
場合によっては新卒者も応募をしている可能性がありますから、どうしても他の求職者と比較をされる中途採用では、大学中退者は不利になってしまうことが多いのです。
しかし、そうはいっても正社員就職を目指さなければなりませんよね。
いつまでもフリーター、ニートでいるリスクはとても大きいです。
職歴なしで20代を過ごしてしまい、30代で職歴なし未経験から正社員就職を目指すのは非常に難しいです。
それこそ、「就職できない」ことになってしまいます。
フリーターやニートの高齢化が社会問題になってきていますが、20代での選択(就職)によっては決して他人事ではないと思います。
本当に、就職したくてもできない状況になる可能性は誰にでもあると言えます。
20代は職歴なし、未経験からであっても人物重視、ポテンシャル採用で色々な職種への就職のチャンスがあります。
就職しやすい貴重な20代を逃さずに、大学中退後に就職活動に取り組んでみてはいかがでしょうか。
そのための就活サポート、成功率の高い就職活動の方法として、
の活用をオススメしています。