大学中退者の就活時期について
大学中退者の就活時期はいつが就職しやすい時期になるのでしょうか。
求人が多く応募先が多い、という意味では年明けの1月、2月頃が正社員求人が一年で最も増える時期で就活には良い時期と言えるでしょう。
ただし、中途採用のライバルも増えますからしっかりと就職準備をすることが必要です。
大学中退する時期にもよりますが、経済的な理由から大学中退を考える場合には学費納入前の時期が多いのではと思います。
前期納入期限前の3月、4月。後期納入期限前の8月、9月頃などは大学中退する人が増える時期となります。
求人が増える時期を待つという選択肢もありますが、正社員就職を考えると大学中退の後、ブランク期間が長くなる方が不利になりやすいです。
早めに就職活動をスタートして求人情報の収集から始められることをオススメします。
Contents
大学中退したら、中途採用に応募して就職を目指す
大学中退者の就職活動は、中途採用枠を狙っての応募となります。
最終学歴も高卒となる方が多いでしょう。
高卒可の中途採用の求人を狙って応募することになります。
中途採用の場合には、普段からの情報収集がとても大切です。
新卒採用の場合には、ある程度スケジュールが決まっていますよね。
それに合わせてエントリーシートを準備したりしますが、中途採用の場合には企業がそれぞれ、人材採用をしたいタイミングで採用情報を掲載します。
ですから情報収集をしていない時期に、好待遇の求人が出ていたり、希望の仕事の中途採用が出ていたりする可能性もあります。
やりたい仕事の求人があったけれど、もう応募が締め切られていた・・・
といったことにもなりかねません。
中途採用はいつ始まって、いつ終わるか分からないという難しさもあります。
そのため、大学中退後に就職活動をする場合には、一定期間は集中して就活に時間をとり中途採用を狙って応募をすることが大切となります。
就活の時期はいつでも良いのですが、一定期間は集中して就職活動に取り組まれることをおすすめします。
求人が増える時期を就活時期として狙うのもおすすめですね。
大学中退後、就活時期に良いのはいつ?
夢をおいかけたい、公務員試験を受けたい、といった別の目標が無い限りは大学中退した後、できるだけ早い時期に就活をスタートした方が内定獲得はしやすくなります。
まず、大学中退後にブランク期間が空いてしまうことは就活に不利になります。
そのため、出来れば大学中退してからあまり期間を空けずに就職活動に取り組まれることをオススメします。
ただ、就活を始めるのは時期にもよりますね。
7月、8月から就活を始めたとしてもお盆がありますので、そこで一旦、採用選考が止まってしまいます。
ゴールデンウィークも同様ですね。
企業が長期休暇に入ると、人事担当者も休みになります。
連絡が途絶えますし、休み前と休み明けでは選考に関して考えが変わっていることもあるかもしれません。
出来れば、就活期間は中断することなく続く方が良いですから、こうしたお盆、ゴールデンウィーク前から就活を始めるのはあまりオススメできません。
(就職活動が長引いた結果、長期休暇を挟むのは仕方ありませんが・・・)
大学中退者の就活におすすめ時期
大学中退者が正社員就職を目指すための就活をする場合、やはり求人が多い時期、企業の採用需要が高まっている時期が狙い目です。
年明け1月~は一年で最も求人が増える時期となりますので、中途採用を狙っての就活にもおすすめ時期となります。
求人が増え、内定の出やすい1月~3月が狙い目!
就職しやすさということで考えると、企業の採用ニーズが高くなる年明けの求人から狙っていくのがオススメです。
年明け、1月から3月までは一年の中でも最も求人が多い時期です。
冬のボーナス支給後も退職者が増えますし、年度末に向かっても退職者が増える時期だからです。
そのため多くの企業で欠員募集の形で中途採用を行います。
その中には未経験者をあえて積極的に採用したいという企業もあり、未経験者向けの正社員求人として探す事が出来ます。
4月入社ということで採用を行っている企業も多いです。
内定獲得を目指すという意味では、企業の採用ニーズが高い1月~3月は、大学中退者の方にもオススメの就活時期と言えます。
中途採用が増える9月、10月も大学中退後、就活時期におすすめ
一年を通していつの時期が就活時期に良いか考えると、企業の中途採用が増える9月、10月もおすすめの就活時期となります。
10月は一年の中でも求人数が増える時期です。
これは3月決算の企業が日本では多いのですが、3月期決算の企業が上期から下期に切り替わるタイミングで中途採用の求人を増やすケースが多いためです。
予算が変わりますから、このタイミングで中途採用の求人を一気に増やす企業が多くなります。
そのため、大学中退後、いつのタイミングで中退されるかは分かりませんが、就活時期として9月から情報収集、10月から本格的に増える求人から応募先企業を選んで、といった就活が良いかもしれません。
ただ、この時期は求人が増えることから、転職希望者も増える時期です。
ライバルが増えるため、職歴なし大学中退、フリーター・ニートからの正社員就職は厳しくなる可能性もあります。
求人が増える10月、就活時期に向けてしっかりと自己分析をしておいたり、気になる業界や職種を研究しておかれると、スタートダッシュもしやすいのではないでしょうか。
あらかじめ、未経験から正社員就職を目指す方向けの就職支援サービスに登録をされておいて、求人を紹介してもらうといった方法もおすすめです。
大学中退後、正社員就職を目指すのは年齢が若いうちに
もし大学を中退せずに通い続けていた場合、毎年3月に企業説明会が始まり、6月から面接選考が開始される企業が多いのですが、大学中退後はそうした就活スケジュールは関係なくなります。
大学中退者が応募するのは中途採用の求人です。
一年を通して多くの企業が中途採用を行っています。
その中で、「未経験者歓迎」「高卒以上可」「フリーター歓迎」といった正社員求人を探して応募をしていく就活となります。
まず最初に求人サイトで仕事の情報を集める方も多いと思いますが、以外と学歴不問、高卒以上可で未経験者歓迎の求人は見つかりますので安心してください。
またもし今、全然やりたい仕事無い・・・と悩んでしまっても、時間が経つと掲載される求人や企業が変わります。
定期的に求人サイトをチェックされることをオススメします。
就職を目指すのは出来る限り年齢が若いうちが有利です。
特に20代前半、20代後半とでは就職活動をしていて評価が変わることを実感する方が多くなると思います。
厳しくなる20代後半、大学中退者の就活
大学中退というタダでさえネガティブなイメージがある上に、20代後半まで、大学中退後の長いブランク期間があった場合さらに評価が厳しくなってしまいます。
大学中退理由も人それぞれ、色々とあると思います。
最も多いのは、
「学業不振、勉強に関心が持てなくなって」
といった中退理由ですが、他には、
「経済的に苦しかったため」
という理由も多いです。
どのような大学中退理由であったとしても、ブランク期間が長くなり26歳、27歳など20代後半になっている場合、
「こんなに長い間、就職しなかったのはなぜですか?」
といった質問から始まり、さらに厳しく質問が重ねられていく可能性が高いです。
またもし「就職活動はしていたのですが・・・」
と面接で受け答えをした場合には、
「就職活動をしても就職先が決まらない人なんだ」
と思われる可能性が高いです。
正直、大学中退後にブランク期間が長く空いてしまうとどう答えても面接官のネガティブなイメージを覆すのが難しくなってしまうのです・・・。
大学中退して1年目はまだまだ正社員就職しやすい時期です。
そこからブランク期間が長くなるに従い、特に20代後半になってくるとさらに就活の厳しさが増すと考えて良いでしょう。
不利な就活がさらに不利になってしまうため、もし正社員就職のほかに追い求めたい将来が無いのであれば、出来るだけ早めに就職活動をスタートした方が良いといえます。
しかし、既に大学中退後、ブランク期間が長くなってしまっている方もいると思います。
その場合は、20代フリーターや大学中退者の就職支援に特化している就職エージェントを活用する方法が良いでしょう。
ブランク歴が長い大学中退者も内定率が高い就活が出来る、就職エージェント
大学中退者の就活は最初から厳しいものになることが多くなりますが、ブランク歴が長くなるとさらに厳しさを増してしまいます。
そうした状況で就職成功率の高さを考えた場合、大学中退者やフリーターの就職にも多くの実績を持つ就職エージェントを活用する方法がオススメです。
これまでの経歴よりも、人物の将来性を考えて採用を考えてくれる企業が多く採用のために利用をしています。
未経験者を採用するということで、しっかりと教育にも力をいれている会社が多く、長く働きやすい優良企業も多い事が特徴です。
そのためブランクありの方であっても、仕事への熱意や志望動機をしっかりとアピールすることで十分に採用される可能性があります。
もし、就職活動が初めてであっても大丈夫です。
応募書類の添削、志望動機の作り方、面接対策(面接での中退理由の伝え方、ブランク期間の答え方など)、会社の選び方なども就職支援の経験が豊富なアドバイザーやコンサルタントからサポートを受けることが出来ます。
求人サイトを利用しても応募したい会社が見つからなくて・・・といった方も相談してみてください。
キャリアカウンセリングを元に、適職や強みを活かせる仕事などを探してもらう事が出来ます。
ハタラクティブ
大学中退者の就職支援も実績が多いハタラクティブです。
従来は首都圏を中心としていましたが、拠点が増えていますので利用出来る方も増えています。
ハタラクティブの就職先の職種割合は次のようになっています。
エンジニア、施工管理、デザイナー、事務、サービス・販売といった職種の割合が多めです。
就職支援サービスの中では、比較的バランスの取れた紹介職種ではと思います。
(各支社で求人の職種割合は異なると思いますので、お問い合わせになってみてください。)
ハタラクティブは割合にバランスの取れた職種、求人を持つ就職支援サービスです。
上記の職種への就職に興味がある方は、一度ハタラクティブに相談に訪れてみてはいかがでしょうか。
【対応エリア】東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知、福岡
(2020年1月時点)
となります。
就職shop
就職shopは大学中退のフリーター・ニートの人も利用可能です。
リクルートが運営するエージェントとしては、リクルートエージェントが有名ですが、就職shopは大学中退、第二新卒、フリーター、ニートといった20代を中心に未経験から正社員就職を目指す人向けの就職支援サービスとなります。
就職shopの就職先の職種割合は次のようになっています。
営業職の求人が多いのは、どこの就職支援サービスも一緒です。
求人数自体が非常に多いですからね。
注目は女性であれば「事務・アシスタント」「技術系(ネットワーク)」といった職種。
男性であれば、「技術系(ソフトウェア)」「技術(ハードウェア)」といった職種などもある点です。
就職shopを利用して就活をするメリットは、利用企業数が多いため未経験OKの正社員求人数が多いことです。
業界トップクラスの求人数を持つ就職shopは、大学中退者の就職活動にもおすすめです。
【対応エリア】東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、京都
(2019年11月時点)
となります。
就職カレッジ
高い就職成功率+定着率を誇るのが就職カレッジです。
就職カレッジの特徴はなんといっても就職支援講座にあります。
就職マナーなどに関しても講座の中でしっかりと学びますから、就活をしたことが無いというフリーター・ニートの方も安心です。
研修を受けた後は、自身を持って就職活動(面接)に臨む事ができるようになっているということです。
就職後のサポートも手厚いことも、他の就職支援サービスには無い特徴と言えます。
就職カレッジは期間限定で地方も拠点を設けることが多いことも特徴です。
【会場】東京、千葉、神奈川、埼玉、愛知、大阪、兵庫、福岡、広島、仙台、神戸、宮城、札幌など
(期間限定も含む)
お住まいのエリアの利用状況を、ぜひ公式サイトでご確認になってみてください。