大学中退向け正社員求人をどこで見つけるか
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大学中退から正社員になるための求人
大学中退から正社員就職を目指すためには、中途採用されやすい求人を探すことが重要です。
大学中退者向けの求人はどこで探すと有利に就活を進める事が出来るでしょうか。
大学中退した後の就職活動では、中途採用への応募となります。
中退せず新卒として就職活動する場合には、非常に多くの企業が新卒債を行っていますから応募先もたくさん選ぶ事が出来ますが、大学中退した後は中途採用枠を目指して就活をする事になります。
そのため、応募出来る求人数が少なくなるということも、大学中退者の就職成功率が低くなる理由と言えるでしょう。
しかし、そうはいっても難しい就職活動を成功させる必要があります。
大学中退した後、ずっとフリーター・ニートで良いというわけではないですよね。
いずれかは、正社員として就職しなければ生計を立てるのは難しくなっていくでしょう。
40代以降のフリーターやニート生活は悲惨です。
大学中退してすぐ就職活動をする方も、大学中退してフリーター・ニート期間が長くなっている方も、20代であればまだまだ正社員就職することは可能です。
職種を選びやすい20代の間に、ぜひ正社員就職の成功を目指してみてはいかがでしょうか。
大学中退したら正社員就職を目指した方が良い理由
大学中退した後、
「なんとなくやる気が出ない」
「やりたい仕事が見つからない」
と言った事から、フリーターやニート生活をする方も多いと思います。
大学中退理由で多い2大理由としては、
- 経済的理由
- 大学での勉強に興味が持てなくなった(学業不振・無関心)
ですから、他に夢があって積極的に大学を辞めた、という方は少ないでしょう。
「大学中退した後、どうしようかな・・・」
という人が圧倒的に多いといえるのではないでしょうか。
大学中退した後、なんとなくフリーター・ニートとして日々を送るのであれば、できるだけ早い時期に正社員就職を目指した方が良いです。
その理由としては、次のようなことが言えるためです。
年齢が上がるほど、正社員就職ができなくなる
20代前半の間は未経験歓迎の正社員求人もたくさん見つかりますし、なんだかいつでも就職できそうな気がするものです。
しかし、20代後半に入ってくると応募可能な求人が少しずつ減ってきます。
未経験歓迎の正社員求人が減る大きな区切りとして、27歳、29歳があります。
30歳以降、フリーター・ニートから正社員就職を目指すのは非常に難しいです。
早く正社員としてキャリアを積むことで転職が有利に
今は最初の就職先でずっと退職まで働き続ける事を考えている方は少ないのではないでしょうか。
途中で倒産する可能性だってありますし、20代後半、30代前半で転職しやすい時期にキャリアアップ、年収アップのために転職する方はとても多いです。
正社員としてのキャリア年数が長いほど、基本的には転職で有利になります。
29歳で正社員経験1年、となると非常に経験が浅いですし、最初に正社員就職するまでのブランク期間が改めて問われます。
早く正社員として働き始める事で、キャリアとして有利になります。
安定した給料が得られる
正社員として働く事の大きな目的は、安定した給料です。
フリーターの平均年収は大体150万円くらいと言われます。
年収150万円を稼ぐには、月収で12万5千円です。
確かに納得な金額ではないでしょうか。
住んでいるエリアによって時給はかなり差がありますから東京都でフリーターとして稼ぐ場合には、月収20万円とか稼げいる方もいるかもしれませんね。
地方だと最低賃金で働くケースは多いですから、やはり月収12万円くらいの方が多いのではないでしょうか。
フリーターの時給は、10月の最低賃金改定が無いと上がらない方も多いのではと思います。
1年経って時給アップしても10円の昇給、といったアルバイト先もあるかもしれません。
基本的には、フリーターの稼ぎ・年収はずっと同じです。
正社員として働く場合には、勤続年数が増えると共に50歳くらいまでは年収も上昇していくことが通常です。
(その後は、勤務先の企業の給与体系によります。役職外れて年収ダウンが増えていますが)
初年度こそフリーターの方が給料が高い、といった事もあります。
しかし、最終的にはフリーターと正社員で数百万の年収差、生涯賃金にいたっては1億円、2億円と差がつくと言われています。
給料のことを考えた場合、やはり正社員の方が有利といえます。
将来の安定性
正社員として働く場合、厚生年金に加入することになります。
フリーターの場合には、加入するのであれば国民年金となりますが、厚生年金の方が支給額など手厚いのですね。
簡単にいうと、国民年金よりも厚生年金の方が多くお金が支給されます(はずです)。
ただ、年金支給開始年齢を70歳にするなども議論されていますから、果たして本当に支給されるのかどうかを疑問視する方も多いとは思います。
厚生年金は遺族年金など手厚い保障もありますから、そうした部分も含めてメリットを見いだす事は出来ます。
大学中退、20代が正社員就職しやすい
大学中退後、年齢が上がれば上がるほど正社員としての就職成功率が下がります。
年齢が若ければ若いほど有利!
なのは間違いありません。
特に20代でも未経験OKの正社員求人が減り始める年齢があります。
25歳、27歳、29歳が区切りの年齢といって良いでしょう。
20代前半であれば、まだまだ様々な業界・職種の未経験歓迎の正社員求人を見つける事ができますから、どんな職種で経験を積んでいこうかと選ぶ事は可能です。
27歳、28歳、29歳と年齢が上がるつれて職業の選択肢が減ってきます。
30歳を超えるなどすると最終的には、
「自分には向いていないと思う仕事だと思うけれど、他に求人も無いし応募しなければ・・・」
といった状況にも追い込まれかねません。
新規開拓で厳しい営業職として働く道しか無い、期間工しか仕事が無い、といった地方の方もいるかもしれません。
早期離職も頭をよぎります・・・。
でも、他に仕事が無い。
一度、非正規雇用(派遣、バイト、契約社員)として働き始めると、その働き方から脱出するのは難しくなります。
スキルを身に付ける仕事に就きにくいですから、職歴としてあまり重視されない事が多いためです。
基本的には、非正規雇用の方は複雑な業務、責任のある業務に就く事はなく、
「少し研修を受ければ誰にでもできる仕事」
を担当する事になります。
時間がかかっても良いですから、最初から正社員就職を目指しキャリアをスタートする方がその後の人生は安定しやすいと言えるでしょう。
大学中退者は中途採用への応募
大学中退者の方は、中途採用への応募となります。
また、最終学歴が「高卒」となる方が多くなることから、大学卒と比べると応募可能な求人が少なくなってしまいます。
応募条件が大学卒業以上という企業は多いですから、その時点で就職活動が少しずつ不利になってきます。
さらには前述しましたが、大学中退者は中途採用枠への応募となります。
経験者、転職希望者と同じ中途採用枠で競う事になるため、比較されると不採用になる可能性が非常に高くなってしまうのです。
企業、特に中小企業ほど即戦力を採用したいと考えますからね。
人材の中途採用にもコストがかかっていますし、採用してから戦力になるまで時間がかかるフリーター・ニートなど未経験者よりも、自分で仕事をすぐに進めて成果を出せる転職希望者を即戦力として採用したいと考える事が普通です。
大学中退者の就職は中途採用をめぐって競う事が多くなる、といったことからも不利と言えます。
大学中退からの就職は、就職支援サービスの活用が有利
とはいえ大学中退者が就職できないか、といわれるとそうではありませんね。
実際、多くの大学中退者の方が就活をして就職をしています。
就職活動の方法も多数あり、自分に合った就活方法で内定獲得をすることはできます。
- ハローワーク
- 求人サイト
- 就職エージェント
- 企業の採用情報から直接応募
- アルバイトから正社員登用
- 紹介予定派遣
など、就職を目指す方法はいくつもあります。
就職成功率で考えると、大学中退フリーター・ニートの方の場合には、未経験から正社員就職支援をする就職エージェントの活用がオススメです。
大学中退者の中途採用に積極的な企業の採用情報を教えてもらう事が出来ますし、実際に求人紹介を受けられます。
応募する企業に合わせた面接対策もバッチリ行う事ができるため、高い内定率ともなっています。
どういった理由であれ、中退をネガティブに捉える面接官もいますので、面接対策がさらに重要性を増してきます。
そうした面接対策でも具体的なアドバイスを元に対策を立てられるのは、専門的に就職支援を行っている蓄積があるからといえますね。
不利になることが多い大学中退者の就職の活動では、こうした大学中退者向け求人を多く持つ就活サイトなどの活用が欠かせないと言えます。