1年生で大学中退、大学辞めたい
アルバイト収入の減少、実家の経済状況の悪化など経済的な事情によって大学に通い続けるための学費の捻出が難しくなってしまったり、留学によって奨学金が停止されてしまうため大学を辞めざるを得ない状況になってしまう大学生も多いかもしれません。
他の大学中退理由の方もいると思います。
大学中退で多いものとしては経済的な理由、学業不振、就職のためなどが多いです。
もし、大学1年生で大学中退をして就職をする場合、中退した後に就職することを考える場合にはどういった就職活動の方法が内定率の高い就活ができるかをご紹介しています。
特に、経済的な事情によって大学中退を選ばざるを得ない場合には、早く就職して働かなければ・・・といった人も多いかもしれません。
1週間~1ヶ月位内で就職が決まる人が多い就職活動の方法を中心にご紹介しています。
Contents
もしコロナの影響で家計が急変して大学中退を考えている場合
コロナウィルスの影響で自分のアルバイト収入、親の仕事への影響から仕送りが途絶えた・・・など家計が急変して経済的に退学を考えている大学生も多いと思います。
辞めたくない気持ちがある場合には、利用できる経済的支援がないかを確認してみてください。
それぞれの自治体独自で経済的支援を行っているケースもあります。
大学1年生でも大学中退する人は多い
大学に入学したばかりの大学1年生ですが、1年生の間に中退する人は多いです。
大学中退率は以前のデータにはなりますが、文部科学省が発表した平成26年に発表した「学生の中途退学や休学等の状況について」によれば、
1163校全生徒の総数は2,991,573人。
そのうち、2.65%に当たる79,311人が中途退学者となっています。
大学中退理由の中でも「経済的理由」が中途退学及び休学の最大の要因となっています。
令和2年では経済的理由によっての大学中退がさらに増えると考えられています。
コロナ禍によって大学授業のオンライン化、リアルな人間関係を作ることができず、孤独感を感じ辞めやすい・・・
高校までの生活を比べて自分で決めることが多い大学生の生活、しかし現実的に動くまでの期間が長くなることで、大学を続ける意欲を失ってしまう人もいるようです。
留年したから大学を辞める
大学中退を考えている人の中には、
「留年したから大学を辞めよう」
という方も多いと思います。
その中には奨学金を借りていて、留年が決まったから大学中退することにした、という方も多いのではないでしょうか。
奨学金を借りていた大学生が留年した場合、奨学金は停止されます。
そうなれば、生活費も捻出できない大学生も多いでしょう。
現状、アルバイトのコマ数も減っていて収入が少ない、その上、奨学金も停止となれば残された道は大学中退しかない・・・
コロナウィルスの影響により実家の家計も減収しているケースも多いと思います。
勤務先の会社が倒産したり、解雇されたり。
自営業の方、フリーランスも多くの方が影響を受け収入が途絶えたり、減収していると思います。
親に学費を頼る、という選択肢が取れない大学生も現状では多いのではないでしょうか。
大学に未練はあるけれど、現実的に考えて大学を辞めて就職を考える場合。
有効求人倍率も下がっている状況です。
その中で、早く正社員就職をするには就職活動の方法を考える必要があります。
大学1年生、大学を辞めた後の就職活動の方法
大学1年生で大学を辞めた場合、19歳、20歳といった方が多いと思います。
大学中退後、就職することを考えた場合、フリーター期間は作らない方が良いです。
大学中退の後、就職活動をする時期は自由ですが、アルバイトで稼ぐ時期ができると就活をする時期がさらに遅くなる可能性があります。
・フリーター期間が長くなると、企業側から就労意欲が低いと思われてしまう
といったケースもあります。
企業の採用担当者は空白期間を嫌う傾向があるため、フリーター歴が長くなるほど就職活動が厳しくなりやすいということも、中退して早く就活を始めた方が良い理由として挙げられます。
大学中退者はどういった大学中退理由であっても、
「大学を卒業まで全うできなかった人」
という印象を持たれやすく就活が不利になることが多いです。
その上、フリーター期間が(空白期間)が長くなると、
「どうして大学中退した後、こんなに長くフリーターをしていたのだろう?もしかすると、就活をしてもどこの会社も採用しなかった人材ではないか?」
といったことを考えられてしまう可能性もあります。
高卒で未経験者よりも大学中退者の方が就活は厳しくなることもあり、また有効求人倍率も下がっている現状では、就職活動が長引く可能性もあります。
いずれは正社員就職を目指す方がでしょうから、大学中退後、早い時期に就活に取り組まれることをおすすめします。
大学中退後、就職するための求人情報集めには、以下の方法を利用される方が多いです。
ハローワーク
就職活動、求人情報を得る、といえばハローワークという方も多いのではないでしょうか。
確かに求人数は豊富です。
しかし、正社員求人ではなく契約社員やパート求人も多いですし、ハローワークにはブラック企業の求人も多いと考えられます。
その理由として、ハローワークには企業は無料で求人を掲載することができますし、掲載にあたり企業へ確認などは特にありません。
一年中、掲載も可能です。
企業の情報も詳しいことが分かりません。
ホームページを持っていない企業も多いためです。
そうしたこともあり、ハローワークは大学中退者の就活にはあまりオススメできません。
求人サイト
求人サイト、といえばリクナビ、マイナビなどが思い浮かぶ方も多いと思います。
基本的にはこうした求人サイトは第二新卒やそれ以上のキャリアを持つ転職希望者向けといえます。
ただ、求人数の多さでいうと、リクナビはまだ利用をおすすめできます。
・未経験者歓迎
求人数が豊富ですから、こうした正社員求人も見つけることは可能です。
ただし、こうした求人であっても応募するのは大学中退者、フリーター、ニートといった社会人未経験ばかりではなく、第二新卒者やキャリアのある転職希望者もいる場合が多いです。
企業の需要としては即戦力に近い人材が優先されることが多いです。
そのため、大学中退者は書類選考もなかなか通らない・・・不採用が続く、といったことも起きる可能性があります。
就職支援サイト
大学中退者の場合には、就職エージェントを運営する就職支援サイトを利用して就活をする方が内定率が高いといえます。
大学中退した後の就活では、就職活動に関することを全て自分で行う必要があります。
履歴書の書き方、職務経歴書の書き方、志望動機、企業の情報収集、面接対策、日程調整など全てです。
とても大変です。
フリーター期間が長くなると、就活の大変さもあり就職活動のスタートがズルズルと遅くなってしまう・・・という人もいます。
就職支援サイトを利用した場合、大学中退者やフリーターを歓迎する企業の求人を紹介してくれるため、情報収集の効率が良いです。
また履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策などもサポートしてもらえますし、企業との連絡も代行してくれます。
就職活動の負担がかなり軽くなりますから、就職活動を継続しやすいメリットがあります。
企業の採用担当者にエージェントが求職者のことをアピールしてくれるケースも多く、応募書類や面接対策と相まっての内定率の高さも魅力といえるでしょう。
担当者にいつでも就職相談ができることも、利用するメリットです。
大学中退後の孤独な就活は、思った以上に大変です。
1年生で大学中退後、就職相談におすすめ就職支援サイト
大学中退者は就職活動について相談できる先がありません。
大学中退後の孤独な就活は、思った以上に大変なんですよね・・・
そういった意味でも、就職相談ができる就職支援サイトは利用するメリットがあります。
例えば、大学中退後の就活におすすめの就職支援サイトとしては次のようなところがあります。
就職カレッジ
大学中退者の就職支援サービスも提供しているのが就職カレッジです。
就職カレッジの特徴は、
・無料の就職支援講座でビジネスマナー、面接対策まで学べる
・高い内定率
などがあります。
多くの大学中退、既卒、フリーター・ニートの方を正社員として就職サポートしてきた実績があります。
書類選考なしで面接を受られることも、書類選考で落ちることが多い大学中退者におすすめのポイントです。
就職前後のサポートが手厚いことも就職カレッジの特徴で、入社後定着率も高いです。
就職活動にしっかり取り組みたい方、ゼロから準備をするといった方には就職カレッジはおすすめです。
対応エリアの広さもおすすめのポイントです。
ハタラクティブ
ハタラクティブは学歴不問、20代向け、未経験から正社員就職を目指す方向けの就職支援を提供しているエージェントです。
大学中退、最終学歴が高卒の方でも問題無く就職支援を利用することができます。
ハタラクティブを利用して就活する方の多くは、平均して1ヶ月ほどで正社員就職が決まる方が多いそうです。
他にも大学中退者向けの就職支援サイトがあります。
詳しくはこちらもご覧になってみてください。
大学中退後、就職するには
大学中退後、正社員就職を目指す場合に利用できるエージェントが運営している就職支援サイトをご紹介しています。
自分で就活すると時間がかかりそう・・・早く就職して稼ぐ必要がある、といった場合にも活用して頂きたい就職サイトです。
1年生で大学中退、就職のまとめ
大学中退後の就職活動は、厳しいことを実感することが多いです。
ただ年齢を考えれば、大学を中退したから就職できないといったことはありません。
不採用が続いたとしても、企業が採用したい人材と自分が違っただけ、いずれ自分に合った会社が見つかると気持ちを切り替えることが大切といえます。
大学中退した後の就職活動の方法、内定率の高い就活についてご紹介しました。
ぜひ活用されて、大学中退後の就活を少しでも有利に進めてみてください。