大学中退フリーターは人生詰み？
大学中後、フリーターになってしまったことでもう人生詰みなのか・・・とと思っている方もいるかもしれません。
特に20代後半、30代になると、就活厳しいですよね。
書類選考で落ちることも増えてきます。
また面接までたどり着けたとしても、どうしても突破して内定を貰うことができない、という方も多いのではないでしょうか。
大学中退後、フリーターになってからの就職活動の厳しさからもう詰んだ、と思っても仕方ないかもしれません。
しかし、諦めるのはまだ早いです。
正社員になれる方法をフル活用して内定獲得を目指していきましょう。
30代前半までは、まだまだ正社員になれる方法があります。
職歴なしフリーターでも大丈夫です。
本当に就職が厳しくなる年齢までに、正社員としてのキャリアをスタートさせましょう。
Contents
大学中退フリーターでも詰みじゃない！正社員にはなれます
大学中退、フリーターになって時間が過ぎると、確かに就職活動は難しくなってきます。
しかし、人生詰みというほどの状況ではないのです。
私は20代後半のとき、フリーター状態から正社員として就職しましたが、十分若手として未経験でも伸びしろを買って内定をくれる会社がありました。
今は少子高齢化社会。
20代は未経験でも歓迎してくれる企業がたくさんあることを実感しました。
時々アンケートを見ますが、正社員が不足している、と回答する企業は50％に上るような時もあります。
やりたくない仕事がある、ということで内定が出やすい業界を敬遠している方もいるかもしれません。
でも、ずっと内定が貰えずに鬱々としてしまうのであれば、一度じっくり業界研究をしてみてはどうでしょうか。
敬遠していたけれど、実は自分に合っていそうな職種が見つかった、となるという可能性もあります。
これから確実に落ち目になる業界であれば避けた方が良いかもしれませんが、そうした業界は基本的には求人も少ないです。
ハローワークや就職エージェントに相談をして聞いてみると、今採用需要が高い業界などの情報を教えてくれます。
就職エージェントとしては、
などがあり、利用をおすすめしています。
大学中退フリーターが人生詰みと言われる理由
大学中退フリーターを続けていると、人生詰みと言われるようになってきますし、自分でも「詰みかも・・・」と感じることがあります。
その理由としては、次のようなことが挙げられます。
大学中退フリーターと正社員の給与格差
大学中退フリーターは大きく稼ぐのは難しいです。
いってしまえばずっとお金がありません。
貧乏。
都内だと時給1,000円以上のアルバイトも多いですが、地方だと最低賃金のアルバイトが多く、稼げません。
月給の手取り11万円、12万円といったことになると、実家暮らしをしていなければ詰みます。
週5日、6日働いて、なおかつ掛け持ちWワーク。
それで月収20万近く稼いでも体力的にはヘロヘロです。
若いからなんとか仕事がもっていますが、30代、40代でそんな無茶な働き方は無理ゲーですよね。
正社員として就職して、働かない限り手取りはずっと一緒です。
アルバイトの昇給なんて無いところもありますし、昇給しても10円とかそんなところでしょう。
フリーターは国民年金
フリーターは国民年金に加入になります。
中には年金を支払っていないフリーターの方も多いかもしれません。
今は年金支払いの年齢も65才になるなど徐々に上がっていますし、国民年金だけだと支給される年金額は少ないのです。
年金だけでは、きっと生活できません。
人生そのものをリタイアするまでアルバイトしなくてはならないかもしれません・・・
そんな人生、嫌ですよね。
でも、現実に待っています。
だからこそ、正社員になりやすい年齢の間に、正社員として就職できるように全力で行動することが必要です。
収入が低いので結婚が難しい、老後も厳しい
フリーターでずっといると、収入が低いままです。
貯金もなかなか難しいかもしれません。
実家暮らしをしているから大丈夫、と思っていても、親も年を取ります。
いつしか介護が必要になり・・・といった状況も考えられます。
フリーターだと結婚も収入的に難しいでしょう。
また独身の人は老後の生活で孤独から様々なリスクが高まることが分かっています。
家族もいず、友人もいず、といった老後を迎える可能性があります。
大学中退フリーターの正社員就職
大学を中退後、ニートやフリーターとなる方は少なくありません。
大学中退してすぐ就職活動を行い、正社員就職する方もいますし、特にやりたい仕事が無いから・・・とフリーターになる方もいます。
正社員として仕事に就こうと考えたけれど、内定がもらえずに就職活動を一旦ストップしたという方もいるでしょう。
ちなみに、大学中退後、すぐに就職するのはレアケースと言え、以前の資料となりますが、
労働政策研究・研修機構が調査「大都市の若者の就業行動と移行課程」
によると、
・離学直後に正社員就職 14.7％
・アルバイト／パート 59.8％
・失業・無職 16.6％
といった調査結果が掲載されていました。
大学中退後、非正規雇用となった場合には非正規雇用を抜け出すのは難しく、30代へ非正規雇用（アルバイト・パート）のまま突入してしまう方も少なくありません。
大学中退後、30代フリーターになると就職が厳しい
正直、フリーターや非正規雇用（派遣も含め）のまま30代になってしまうと、正社員就職は難しくなります。
それこそ、詰む可能性が高くなってしまうと言って良いでしょう。
大学時代の友人が数人、気楽な生活が良いから、とフリーターのまま30歳を迎えてしまったのですが・・・今でもフリーターをしています。
それからさらに年数が過ぎ、今は30代後半です。
ひとり暮らしをするほどお金がありませんから、実家で暮らしています。
このままだと、人生詰む可能性が高いですよね・・・。
人生は瞬間瞬間の決断によって決まります。
これからどうするかで、実際、将来的に人生が詰む可能性もあります。
大学中退後、どこかのタイミングで本気で就職活動に取り組まれることをおオススメします。
大学中退者、正社員就職までの期間
2015年 大学中退者の就労と意識に関する研究によると、大学中退者の就業までの期間は、
【大学・大学院中退（男性）】
・中退～3ヶ月以内 10.8％
・3年以内 12.2％
・3年超 2.7％
【大学・大学院中退（女性）】
・中退～3ヶ月以内 9.3％
・3年以内 11.0％
・3年超 2.7％
となっています。
2018年の状況としては、人手不足から売り手市場となっており、新卒の就職だけではなく、大学中退やフリーターなど20代は基本的には就職しやすい状況となっています。
そのため、上記よりは割合も上昇しているのではと思いますが、それでも大学中退者の就職活動は思っているほど簡単では無い、といえるのではないでしょうか。
実際、自力での就職活動では不採用が続き、内定がもらえないと悩んでいる方も少なくないでしょう。
大学中退フリーター、詰まないためにどう就職活動をするか
大学中退後、生活のためにフリーターになるのは仕方ない面もあります。
就職活動をスタートしても、すぐに就職先が決まり働き出す方はレアといえますからね。
就職活動をしない方も多いという状況もあります。
病気などで大学中退後、働きたいけれどすぐに就職活動が出来ないという方もいるでしょう。
フリーター、ニート生活を送るにしても、どこかのタイミングで就職活動をスタートすることをオススメします。
大学中退フリーター向け就職支援サービスを利用して内定獲得を目指すのがおすすめ
今は幸い、大学中退者に特化した就職支援サービスもありますし、フリーターやニートからも脱出しやすい状況は整いつつあります。
「地元では仕事が無い！就職先を見つけるのが難しい・・・」
といった場合には上京したり、地域でも都市部へ引っ越しも含めて仕事探しを検討する事も本気で考えてみてはいかがでしょうか。
「仕事が無いから・・・」と言っていたら、いつまで経っても仕事は見つかりません。
行動するからこそ、就職が決まると言えますね・・・。
大学中退後、どういった行動を取るかで本当に人生が詰む、詰まないが決まっていきます。
誰にでも詰む可能性はあります。
逆に、正社員就職に成功して将来的に高年収、生涯賃金を大きく稼ぐ人生が待っている可能性もあります。
いつ、どんな決断をするかで人生が本当に大きく変わってきますし、30代、40代と差がついてきます。
大学中退フリーターおすすめ就職支援サービス
大学中退後、正社員就職をするのであれば早い時期、若ければ若いほど有利といえます。
特に20代の間は中途採用の機会は多いです。
大学中退、フリーター、ニート、既卒、第二新卒など様々な状況にあっても正社員就職支援を活用して、就職活動をする事ができます。
職歴なし・未経験、フリーターで30代になると応募出来る求人自体が見つからなくなってきます。
大学中退者の就職活動は、人生詰まないためにも出来るだけ早い時期をオススメしたいと思います。