大学中退 就職できない
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大学中退後、就職できない人にならないために
大学中退者の中でも就職できる人、就職できない人とに分かれます。
大学中退後、就職できない人にならないために。
どんな人が就職できない可能性が高いのか、共通点を知っておく事も大切といえますね。
就職エージェントへの取材、知り合いの採用担当者、社長からの話から見えてきた、
「就職できない人」
の共通点について、ご紹介したいと思います。
大学中退者が悩む、正社員就職について
大学中退してから(大学を辞める前から)悩む方が多いのが就職の事。
大学を辞めた後、当然ですが学生ではなくなります。
かといって、そのままだと無職です。
ニートです。
在学中からアルバイトをしていればフリーターです。
ずっとニートで自宅にいるのも世間体が悪いですし、やフリーターとして生活するのも収入の安定がなく不安。
大学中退者の半数近くは正社員就職について悩んだり考えたりしている、ということです。
しかし、就活をして就職先が決まるのは半数以下、調査結果もあります。
生活していくためには収入を得る事が必要です。
いつまでも親に頼っていたら、それこそ30代、40代もニートになりかねません。
ニートの高齢化も問題に
ニートの高齢化も実は社会問題となっています。
親も高齢、自分も中年。
仕事が見つかる年齢でも無し、外に出て仕事をする気力も出ず・・・将来どんな事が待っているか、想像に難くありません。
急に親の介護が必要な状況になったら、どうなるでしょう?
そうした状況にならないとは、言い切れないものがあります。
大学中退後、就職できない人の共通点
大学中退後、なかなか就職できない人の共通点を知る事で、逆にしっかりと対策をして内定獲得に向けての準備をする事ができます。
就活、面接に自信がある方も改めて確認をされてみてはいかがでしょうか。
大学中退後、就職活動までの空白期間が長い
大学中退後、就職活動をスタートするのが遅い場合、就活が厳しくなります。
大学中退者の内定率が高いのは、中退してすぐに就職活動をした場合です。
空白期間(ブランク期間)が空き、長くなるほど内定率は下がっていく傾向が強いのですね。
空白期間については、必ず面接で質問されます。
「大学中退してから今まで、何をしていましたか?」
アルバイトをしていたにしても、なぜ就職せずにバイトなのか?といった事もさらに質問されるでしょう。
ニートだった場合には、さらに答えにくいと思います。
何もしてない方が多いでしょうから・・・
「特に何もしていません」
といった受け答えは面接ではNGです。
空白期間が空くことで、ネガティブなイメージを持たれやすいと言えます。
面接対策では、答え方に十分な対策が必要な質問と言えます。
求人応募の行動量が足りない(遅い)
大学中退者の就職活動は、中途採用を狙う事になります。
新卒採用の場合には大手企業だと100名以上など大量採用もありますが、中途採用は基本的には1名~数名が多いです。
その採用枠に対して、中途採用希望者がたくさん応募することになります。
大学中退者、既卒者(最近だと大学院卒なども)、第二新卒、経験者で転職希望者(即戦力)など、様々な経歴を持つ人材が応募しており、比較されます。
その中で、職歴なし・未経験の大学中退者は不利になることがどうしても多くなってしまいます。
不採用を前提にするのは不本意ですが、次の応募先を見つけてある程度は並行して求人へ応募しないと、就職活動が長期化しやすいです。
1件求人へ応募して不採用になってから、次の会社へ応募、といった就活の仕方をしていると、選考の進みがとても遅いです。
書類選考の結果も1週間以上待つことだってありますからね。
面接の結果も同様です。
フリーターで忙しく働いている場合、職場が人手不足で回らない場合には、日程調整が難しく、面接を受けるまで時間がかかってしまうこともあるでしょう。
就活では行動が遅いことも、なかなか就職できない理由となる事も多いです。
面接対策が不十分
面接は緊張するのが普通です。
大学中退者の場合、不採用がどうしても多くなる方が多いですから、
「また面接で失敗したらどうしよう・・・」
とネガティブに考えてしまい、さらに緊張する。
といったケースが多いようです。
大学中退者に対してされる定番の質問はある程度決まっています。
少なくとも、そうした「必ずされるであろう質問」に対しては、万全と言えるくらいの受け答えの準備はされた方が良いでしょう。
自己分析ができていない
大学中退してからの就活、いきなり求人を調べて応募する方も多いようです。
自己分析をしっかり行わないと、希望する職種が定まりません。
・自宅から近い
・転勤が無さそう
・給料が良さそう
・知名度のある企業(聞いた事がある企業)
・なんとなくイメージが良い
といった曖昧な理由で応募してしまいかねません。
せめて、自己分析をしっかり行い「自分に合っている仕事、職種」に絞って応募をした方が良いでしょう。
自己分析ができている方は、自己アピールや志望動機がハッキリしている事が多いと言います。
自分の強み・弱みについての質問、過去の苦労経験などへの質問も自己分析ができていると答えやすいでしょう。
企業研究が不足している
応募にあたっては、その会社について分かる事は全て調べるくらいの勢いが必要です。
社長の名前も一応、覚えておいた方が良いですね。
たまに、質問されます。
業務内容もしっかり研究し、業界内のポジションについても自分なりに考えておくことをオススメします。
そうした企業研究を元に、
「もし採用され、入社したらこうした貢献をしたい」
といったアピールが的確にできると、評価はやはり良いでしょう。
仕事への熱意、やる気が感じられます。
ただし、企業研究が不足しており、企業の業務内容とアピールが微妙にずれているケースもあると言います。
その場合、他の企業と勘違いしている部分があるのかな?
と思ってしまう、評価をしにくいそうです。
企業研究は調べ切り、面接対策に役立てることが重要です。
一人での就活にこだわる
誰にも相談せず一人で就活をして、内定獲得する人もいます。
しかし、大学中退者の就職活動は基本的には不利な事が多く、不採用も積み重なる方が多いといえます。
そうしたとき、就職に関して相談できる相手がいると気持ちが楽になるものです。
一人で何もかもやろうとすると、就活の失敗点に気づくのが難しいというデメリットもあります。
自分では毎回ベストを尽くしているつもりでも、客観的に見ると失敗しているポイントがあるものです。
自分でそれに気づくのって、やはり難しいんですよね。
大学中退後、就職活動を頑張っているのになかなか内定がもらえない・・・という方は、
など専門家のサポートを利用する方法もオススメです。
プロの目線から、内定率を上げるためのアドバイスをもらうことができます。
アドバイスにより、劇的に就活が進みやすくなる方も多いそうです。
フリーター・ニートから脱出して、就職する覚悟が決まっていない
面接官からの質問で、
「仕事をしていると本当に辛い時があります。あなたは逃げずに、本気で取り組み乗り切れる覚悟はありますか?」
といったような質問をされる事があります。
質問に対しての求職者の様子、受け答えまでの間、言葉の内容などをしっかり見ています。
第一志望で本気で応募している人。
大学中退後、まだ正社員として働く覚悟が決まっておらず迷いがある人。
他に本命の企業がある人。
やはり反応が違うのが分かる、と言います。
面接では想定していなかった質問が飛んでくることも当然あります。
その時、しっかりと自分の軸がある方は、ブレずに自信を持って受け答えができるのだと思います。
そのためには、やはり、
「自己分析をしっかりと行い、企業研究を行い志望動機を明確にしておく事」
は大切ですね。
面接で沈黙してしまうのは失敗
その上で、面接の質問を想定して答えを準備しておきましょう。
どちらかというと、ネガティブ質問に対しての準備比率を大きくされると良いかもしれません。
「大学中退後、何をしていましたか?」
「大学を中退した事に対して、自分にも原因があると思いますか?」
「どうして今まで就職しなかったのですか?」
大学中退後、ブランク期間が長い場合には答えてもさらに突っ込まれる事もあるでしょう。
その時、答えられずに沈黙の時間が長く過ぎる・・・と言うのは、やはりNGと言えます。
面接官はわざと答えにくい質問をして、求職者の反応をみる事もあります。
できれば本番の面接さながらの模擬面接を経験して、準備をしておかれる事をオススメします。
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大学中退後、就職できない人の共通点 まとめ
大学中退後、就職できない人の共通点をいくつかピックアップして見てきました。
どれも自分には当てはまっていないから大丈夫!
という方。
いくつか当てはまるかも・・・という大学中退者の方。
いらっしゃると思います。
一つ一つの問題点、改善点を解消していく事で、より内定に近づけるはずです。
ぜひ少しでも参考になりましたら、嬉しいです。