大学中退者 就職しやすい業界
中途採用を狙っての就活となりますから、見つかる求人、応募可能な求人の中から応募をする必要があります。
中途採用は基本的には即戦力が求められますが、その中には大学中退者も応募可能な「高卒以上、未経験者歓迎」といった正社員求人もあります。
大学中退者が採用されやすい業界、職種を狙ってみる方法もおすすめです。
例えば、大学中退者が就職しやすい職種としては、ITエンジニア、WEBデザイナー、営業職、事務職、販売・接客などがあります。
もちろん全く興味が無い、適性が無いという場合は違う仕事を探した方が良いと思いますが、大学中退フリーター・ニートの方も採用されやすい、就職しやすい業界を目指すことで就職活動が成功する可能性は高くなります。
大学中退者 就職しやすい業界についてみていきましょう。
Contents
大学中退者が就職しやすい業界、仕事
大学中退者が就職しやすい時期は、中退してから3か月以内、といわれます。
しかし大学中退してから3ヶ月以内に進路を決めて就職活動にガチで取り組める人は少ないのではないでしょうか。
「これから仕事、どうしようかな・・・」
と迷いながらフリーター生活を送ったり、気付けばニート生活になっていたり、その中でどんな仕事に興味があるかを考えながら時間が過ぎている・・・といった方は多いのではと思います。
IT業界（プログラマー、システムエンジニアなど）
IT業界は企業で利用されるうシステムを作っている業界、ということが出来ます。
金融、通信、製造業向けに開発会社がシステム開発・保守などを行っています。
IT業界はさらにハードウェア業界、ソフトウェア業界と分けることが出来ます。
目指す職種、仕事内容によって将来のキャリアも変わってくると言えますので、慎重に就職先を選ぶことが大切になりますね。
ハードウェア業界は家電、自動車、通信機器などに組み込むシステム開発などの仕事があります。
ハードウェアの動作を制御するシステム開発を行います。
組み込みシステムエンジニアでといわれる職種です。
ソフトウェア業界ではソフトウェアやアプリケーションを開発し提供を行います。
プログラマーやシステムエンジニアはソフトウェア業界での求人が多いといえます。
未経験者歓迎のプログラマー求人などが多く、学歴不問のため大学中退者にもおすすめの職種といえます。
WEB業界（WEBデザイナーなど）
IT業界とWEB業界は違います。
WEB業界はインターネットを介して様々なサービスを提供してる業界です。
- ヤフー
- 楽天
- サイバーエージェント
- ピース オブ ケイク
などが挙げられます。
WEB業界はIT業界の一分野ともいえますが、大学中退者が就職を目指す場合にはWEBデザイナー、WEBディレクター、WEBプログラマーなどの職種を目指して就活、といったことになるでしょうか。
WEB会社の営業職としての求人もあるかもしれませんね。
元気の企業が多いので、求人も多いです。
また企業の成長過程に伴って、事務系の仕事も含めて様々な職種でも募集があります。
・大学中退 就職 デザイン（WEBデザイナー）の仕事に就くには
大学中退後、WEBデザインの仕事で就職するには。大学中退であってもスキルを身に付けてWEB制作会社に就職したりといったことは十分可能です。
不動産業
大学中退者、高卒者の就職先として求人も多く就職しやすい業界の一つが、不動産・建設業です。
宅地建物取引士の資格をあらかじめ取得しておけば、採用には非常に有利になります。
ただ、就職してから取得を目指すことになりますので未経験者は必須では無い事もポイントです。
運転免許は必須とされる場合が多いです。
不動産業界の求人で多いのは営業職ですが、営業成績にインセンティブも発生する場合が多いですから、実績次第では同年代の平均年収よりも高年収を得ることが可能です。
ただし営業職はどの業界も大変さはありますし、適性も大切といえます。
しっかりと企業の情報収集を行ってから営業求人に応募することが必要となります。
アパレル業界
販売・接客の仕事は学歴不問での求人が多いです。
高卒以上であれば、問題無く応募出来るアパレル企業が多いでしょう。
ファッションが好き、という女性の方はアパレル店員の正社員求人をお探しになっているかもしれませんね。
未経験者の採用も行っているアパレル企業を探すことが出来る、アパレル業界専門の転職エージェントもあります。
契約社員、派遣社員なども多いアパレル業界。
正社員として働くことにこだわりたい場合には、こうした転職エージェントを利用する方法もおすすめです。
大学中退者が稼ぐには
大学中退は最終学歴が高卒となる方も多く、初任給は当然ですが高卒扱いとなります。
その後の昇給、昇進に関しても大学卒とは差がある企業が多く、生涯賃金の差にも表れてきます。
しかし学歴不問、スキルや能力、実績主義で評価されやすい業界で働く場合には別と言えます。
大学中退でも稼げる仕事は多数あります。
年収1,000万円以上を稼ぐ方もいます。
転職によって年収アップが可能なことも多くなりますので、大学中退でも稼げる人材になれる可能性があります。
学歴不問の業界は大学中退後に就職しやすい業界でもありますので、業界研究・職種研究などされてみてはいかがでしょうか。
就職しやすくても離職率の高い業界は避ける
大学中退後、就職活動の難しさから採用されやすそうな業界に流れてしまう人もいます。
最初の就職先として、離職率の高い業界は避けた方が良いでしょう。
ズバリ、あなたも離職してしまう可能性が高いということだからです。
それも早期離職になってしまうと、転職活動に苦労することは確実です。
またその後の転職に不利になる業界もあります。
特にパチンコ、ギャンブル関連は良いイメージを持たない経営者も多く、転職で不利になることもあります。
斜陽産業に就職した場合も同様です。
業界研究が不足していたことが早期離職に繋がっているという評価を受けてしまう可能性もあります。
大学中退者（高卒者）が就職先として選ぶことが多い、サービス・販売の仕事は離職率が高いです。
飲食サービス業は離職率No.1です。
50％近い離職率とも言われます。
大学中退後の就職、就職しやすさで選ぶのはNG
ハッキリ言って、離職率が高い業界は就職しやすいです。
面接でも長続きするかどうかが重視される傾向がありますから、面接対策もしやすいといえます。
そうしたこともあり、つい就職活動が長引いたり不採用が続くと内定がもらいやすそうな仕事へ・・・と気持ちが流れる方もいるようです。
しかし、その就職先の選び方では早期離職になってしまう可能性が高いのです。
就職してすぐに、
「やっぱりこの仕事は違う」
となります。
もちろん離職率が高いと言われてはいても、自分のやりたい仕事であれば問題はありません。
「昔からファッションが好きだからアパレル業界で働きたい」
「将来は独立してお店を持ちたい、飲食業界で頑張りたい」
そうした方もたくさんいらっしゃると思います。
特にそうした希望が無いのであれば、おすすめの業界としてIT業界を推しています。
今後もまだまだ人手不足ですし、スキルを身に付けることが出来れば活躍が広がります。
いずれの業界への就職を目指すにしても、個人の情報収集には限界がある
IT業界、WEB業界、不動産業界、アパレル業界とここではご紹介をしてきましたが、他にも介護業界や製造業、警備業なども大学中退から就職を目指しやすい業界といえます。
要は人手不足の業界は、中途採用も活発に行われていますし高卒以上可の求人が多いのですね。
大卒以上、新卒応募が中心の企業は上場企業、大企業に多いです。
そのため、大学中退者は中小企業を中心として、人手不足のWEB業界などは就職を目指しやすいといえます。
また求人へ応募する際には企業研究をしなくてはなりませんが、社風、入社後のキャリア、詳しい待遇、残業の状況、人間関係など知りたいことを知るには個人では限界があります。
そのため、転職エージェントや就職エージェントなどの利用をおすすめしています。
企業に取材に行うなどして詳しい情報を持っていますし、求職者が知りたい情報を企業側に確認を取ってくれるなどサポートもしてもらえます。
いずれの業界への就職を目指すにしても、情報収集はとても重要です。
面接対策などのサポートも受けられますので、大学中退者が自力で就職活動をするよりも高い内定率で就活を進めることが出来ます。