大学中退でも年収500万以上稼ぐには
もちろんキャリアについて何も考えずにいては大学中退後、年収500万円以上を稼ぐ仕事をするのは難しいかもしれません。
2018年度のサラリーマンの平均年収は約441万円となります。
大学中退しても平均年収よりも高額な給与を稼ぐために、どういった仕事に就くと良いのでしょうか。
大学中退後、これから就職活動をするという方も多いと思います。
年収500万円以上を稼げる職種に就職するための方法についてもご紹介します。
Contents
大学中退、年収500万以上など高年収の仕事探しにも活用できる就職サイト
大学中退後、就職先探しで給料の高い就職先探しにも活用できる就職サイトをご紹介しています。
これから就活、仕事探しという方はぜひ活用してみてください。
大学中退で就職した場合の給料、平均年収はどれくらい？
大学中退者の最終学歴は「高卒」となる方が多いと思います。
高卒の平均年収はいくら位なのでしょうか？
大学卒と高卒では初任給からして給料に差が出ますが、平均して給与差はどれくらいになるのかを見てみましょう。
令和元年賃金構造基本統計調査（pdfファイルが開きます）によると、学歴別の給与は、
- 大学・大学院卒 約40万円
- 高専・短大卒 約31万5千円
- 高校卒 約29万3千円
となっています。
年収に換算すると、大卒の平均年収は約480万円。
高卒の平均年収は約350万円となります。
大卒と高卒の年収ピーク時の金額差
こちらの資料で注意してみたいのは、大学卒と大学院卒者の年収の上がり方と、高卒者の年収の上がり方です。
年収のピークとなる年代は50代となっていますが、この頃には大卒と高卒では賃金差が20万円近くまで広がってしまっています。
月収が20万円差があれば、年収では240万円近くも差が出てしまいます。
高卒50歳～54歳 平均月収
【50歳～54歳】
- 大学・大学院卒 約53万5千円
- 高校卒 約34万8千円
高卒55歳～59歳 平均月収
【55歳～59歳】
- 大学・大学院卒 約52万2千円
- 高校卒 約34万9千円
学歴別、高卒の生涯賃金
大卒、高卒など学歴別の生涯賃金に関しての調査結果もあります。
こちらも参考にしてみたいと思います。
ユースフル労働統計2019「生涯賃金」（pdfファイルが開きます）によると、
【男性における大卒と高卒の生涯賃金比較（退職金を含めない）】
- 高卒 2億5500万円
- 大卒 2億8970万円
- 高卒と大卒の差 3470万円
【女性における大卒と高卒の生涯賃金比較（退職金を含めない）】
- 高卒 1億8540万円
- 大卒 2億4660万円
- 高卒と大卒の差 6120万円
【男性における大卒と高卒の生涯賃金の比較（退職金を含む）】
- 高卒 2億5440万円
- 大卒 3億2810万円
- 高卒と大卒の差 7370万円
となります。
これら生涯賃金は平均的な月収、年収のままでいった場合ですから、大学中退後、高年収が稼げる仕事に就いて年収500万円以上、年収600万円といった高給取りになれば大卒者の生涯賃金を逆転することも可能です。
大学中退の後、平均年収500万円以上を稼ぐためのポイント
大学中退の後、最終学歴が高卒となる人の場合には、求人を探して応募、正社員就職を目指す人も多いと思いますが、高卒可の求人を中心に応募をすることになります。
その時、多くの求人では、
高卒の初任給と大卒の初任給からして既に数万円の差があります。
しかし、重要なのは就職してキャリアを積んで年収が上がりやすいかどうかです。
そのために大学中退後、就職先選びでポイントとしたいのは以下の点となります。
大学中退でも高年収を得るための仕事選び
最終学歴が高卒であっても高年収を稼いでいる人は多いです。
起業して大きく稼ぐ、という選択肢もありますが当然、起業に失敗して大きな借金を抱えてしまう可能性もありますので誰しもにおすすめできる方法ではありません。
大学中退後、最初の就職先選びから重要になります。
大学中退でも高年収を得るには
- 平均年収の高い業界・職種で就職する
- 就職後、専門性を高める
- 資格、経験を活かし転職によって年収アップする
といったことになります。
最初の就職先が高年収を得るためには重要です。
大学中退という経歴、最終学歴が高卒ということで、求人サイトなどで調べても応募できる求人には制限を感じることもあるかもしれません。
しかし、見つかる求人の中でも平均年収を稼げる業界・職種を選ぶこと、もしくはインセンティブなどがあり学歴不問で高年収が稼げる仕事を選ぶことが重要になります。
大学中退でも年収500万円以上など高年収が期待できる就職先
年収500万円以上を稼ぐのは、なかなか大変です。
それも年齢が若いうちに年収500万円以上を稼ぎたい、ということであれば「稼げる仕事」を最初から選ばなくてはなりません。
平均年収が高い業種
就職先を考える場合、興味のある職種から探すという方法もありますが、高年収が得られる業種から探すという方法もあります。
どれくらいの年収が得られるかは、どの業種で働き方がとても大きく影響します。
厚生労働省｜平成30年賃金構造基本統計調査（pdfファイル）を参考にしてみてみると、
- 電気・ガス・熱供給・水道 ：759万円
- 金融・保険 ：631万円
- 情報通信 ：622万円
- 製造 ：520万円
- 建設 ：502万円
- 学術研究・専門・技術サービス・教育・学習支援：498万円
- 不動産・物品賃貸 ：446万円
- 運輸・郵便 ：445万円
- 複合サービス ：437万円
- 医療・福祉 ：397万円
- 卸売・小売 ：383万円
- サービス ：363万円
- 農林水産・鉱業 ：312万円
- 宿泊・飲食サービス ：251万円
飲食の仕事が好きだから、ということで飲食業の会社に就職して年収500万円以上を稼ぎたい！と思ったとしても難しいでしょう。
宿泊業・飲食サービス業は平均年収251万円ですから、もし昇進したとしても難しい年収です。
離職率も高い業種ですから、高年収を稼ぎたい人にとっては、就職先として考えた場合には選んではいけない業種といえます。
そこで働く人達の平均年収自体が高い場合、その業界に就職できれば自分も高年収を稼ぎやすいといえます。
大学中退、高卒でも高給与を稼げる職種
今度は高卒でも学歴不問で稼げる職種をみていきたいと思います。
成果主義、歩合給で稼げる職種が多くなりますので、プレッシャーに耐えられると人、ノルマ達成に力を尽くせる人などは向いているかもしれません。
逆に向かない人、プレッシャーに弱い人は精神的にやられてしまう可能性もありますので、自分がこうした仕事に向いているか、向いていないかはしっかりと見極めてから就職を目指す必要がありますね。
- 営業職（住宅、不動産などは平均して高給与）
- 保険販売員
- 施工管理
- ITエンジニア
営業職の場合、扱っている商材の単価が高く、給与に占めるインセンティブの割合が大きいほど稼げます。
20代でも年収1,000万円以上を稼ぐことが可能な場合もあります。
ただその分、売るのが難しかったりノルマが激烈厳しい会社もありますから、自分がはたしてそうした働き方に向いているか、ということはしっかり考えた方が良いと思います。
将来性のある仕事で勉強が好きな方、コツコツ積み上げていくことが好きな方におすすめなのが、ITエンジニアです。
大学中退後、ITエンジニアに就職
大学中退からプログラマーになるための求人を探す方法、プログラミングを勉強するにはどうしたら良いかをご紹介しています。
大学中退でもさらに高年収を稼ぐには
大学中退、就職して働く場合、高年収を稼ぎたいという場合にはキャリアを考えながら働いていくことが大切です。
専門性を高め、キャリア・実績を元に転職することも重要です。
また早い時期に就職をしてキャリアを積むことが年収アップにも重要です。
転職によって年収500万円以上を得ていく
その後、転職によってキャリアアップ・年収アップを目指していく方法がダイナミックに年収を上げていく一つの方法になります。
最終的には年収1000万円以上を目指したい方も多いのではないでしょうか。
一つの会社で年収アップを目指すよりも、転職によって年収を100万、200万と上げていき年収1000万以上を目指すことは可能です。
年収500万円でも生活は結構大変です。
年収500万円以上を稼げるように、キャリアを考えていくことが大切だと思います。
転職で年収アップを目指す方法が近道
多くの人は転職する度に年収ダウンすることが多いのですが、年収アップの転職に成功する人もいます。
そうした人は、積み上げたキャリア・実績を元に給与の高い企業に転職、ポジションを上げることに成功しているケースが多いです。
今の仕事に不満があるから辞めたい、といったような理由で転職すると年収ダウンする可能性が高くなります。
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